事業における業務効率やセキュリティを大きく左右するパソコンの選定は、事業活動にとって重要なポイントです
弊社では、以下の評価ポイントから一般業務における推奨標準製品を選定しており、新規導入においてはこれら製品の導入を強く推奨いたします
推奨標準製品選定の評価ポイント
- 日々の業務効率(安定動作・モバイル性・プリインストールされたブロートウェアの有無など)
- 業務停止時間の最短化(安定動作・故障した際の復旧までの期間など)
- セキュリティ(Microsoft社とのパートナーシップによるハードウェアレベルでの高度なセキュリティ Secured-Core PC 認証の有無など)
- 環境性能評価(EPEAT・RoHS・ENERGY STARなど)
- グローバルな調達・サポート提供体制
- コストパフォーマンス
ノートパソコンの活用を推奨
予算50万円以上の特別高性能なものが必要となる場合を除いて、一般業務ではノートパソコンの活用を強く推奨いたします
週あたり平均10.8時間の生産性向上
- 取引先やテレワークでの持ち運びはもちろん、社内会議など社内で持ち運べるだけでも、営業などの外出の多い仕事で週あたり平均14.9時間、社内事務でも週あたり平均7.9時間の生産性向上に
- HDMIやUSB-C接続で簡単に外部ディスプレイを追加でき、2つの画面を活用することで、生産性がに約33%向上
TCO(総所有コスト)の削減
- 設置スペースが小さくフリーアドレス化も可能で、オフィス賃料の削減に
- 社内会議でも持ち運べるため、資料の印刷が不要となり、印刷コストの削減に
- 消費電力が低く、電力コストの削減に
セキュリティリスクの低減と緊急時の事業継続(BCP)に最適
- バッテリー搭載により、停電時のデータ損失の回避と業務継続が可能に
- 災害等で出社が困難となったとき、在宅勤務による業務継続が可能に
推奨標準製品
弊社では、一般業務向けのパソコンとして、以下の機種を標準製品として推奨しております
- Lenovo ThinkPad E(14インチ 1.6kg 予算10万円前後:持ち運びが少ない社内事務用に最適)
- Lenovo ThinkPad X(13インチ 1.2kg 予算20万円前後:営業など持ち運びが多い業務に最適)
- Lenovo ThinkPad X1(14インチ 1.0kg未満 予算35万円前後:高額でもより軽いさを求めるなら)
注文時の推奨カスタマイズ
CPUは下位モデルでOK
上記推奨標準製品であれば、一般業務で使うには下位モデルのCPUでも十分に速く、上位モデルのCPUに変更する必要はありません
映像制作など負荷の高い作業を行う場合には、上位モデルのCPUの方が業務効率が高くなります
メモリは16GB以上
メモリが少ないと、アプリの動作が極端に遅くなったり、作業中のデータが保存されないまま強制終了するなど、業務に悪影響を与えます
OneDriveなどのクラウドとの同期を行いながら、Windowsに搭載されたAI機能を活用するには、16GB以上のメモリは必要となります
また、デザインや映像編集などのクリエイティブな作業を行うには、それぞれのアプリで推奨されるメモリを選ぶ必要があります
512GB以上のSSD(NVMe)
OneDriveやSharePointを活用して、パソコン本体に極力データを置かない形での同期を行なったとしても、512GB以上の容量は必要となります
また動作が高速なSSD(NVMe)を推奨します
ディスプレイを IPS形式へ変更
標準ディスプレイのTN形式と違い、IPS形式は視野角が広く、パソコンを操作しながらお客様に画面を見せて説明をするといった用途にも長けており、ディスプレイをIPS形式へ変更することを推奨します
指紋センサーの追加
パソコン起動時の認証を、パスワードやPINの入力から指紋認証に切り替えることで、外出先などで入力しているパスワードやPINを第三者に盗み見られる危険がなくなります
すぐ活用する予定がなくても、機能追加費用が安いこと、後からは付けられないことを考えると、追加しておくことを推奨します
延長サポート・オンサイト修理の追加
サポート内容を標準の1年間引き取り修理から、故障時に翌営業日に担当者が部品を持参で修理に来る「5年間プレミアサポート+翌営業日オンサイト」にアップグレードすることを強く推奨します